修理に2時間半かかりました

 14, 2016 07:09
 「全自動サヤ詰機(ローダー)が動かない」 と夕方6時ころ私の携帯に連絡が有りました。行ってみると、みなさん残業で機械の上に上がり、油圧シリンダー8本のセンサーや配線を、入れ替えたり付け直したりしていました。起動を掛けると動き始めてすぐ止まったり、警報が出てまったく動かなかったりまちまちです。
「夕方近くの故障でよかったけど、朝一だったら大変なことになっていた」 と担当者が言います。見ればそこら中の中継ボックスのふたが外され、シリンダーセンサーもバラバラでした。私はとりあえず8本のシリンダーセンサーを定位置付近に固定して、パソコンの電気図面(プログラム)をチェックしながらシリンダー上限を探り1本っずつ固定した。ところが1本だけ上下同時に点灯するものが有った。(これはエラーの原因と思われる) それともう一つ上限が付かないものが1本有る。(こちらは可動ケーブル内の断線と思われる)
次に下降限のセンサー調整だが、こちらもケーブル内の断線らしく、1本付かないものがある。断線したらしい2本のセンサーはそれぞれバイパス線を繋いで処理した。
 問題は上下同時にセンサー点灯する1本のシリンダーだ。これはもう配線の状況を目視、もしくはテスターを使い、線を外したりしながら確かめるしか方法がない。ところがどうしたことか、一つの小さな端子ボックス内に明らかな異常配線を見つけた。なんと隣のシリンダー上限センサーとその隣の下限センサー線が、端子台に共付してあった。「なんだこりゃ」 「誰がこれやった?」 聞いても誰も知らんといいます。それで仕方なくこれを分離。ところが分離すると下限が付かなくなった。そこでこれもバイパス線を通した。
 すべての故障は直ったものとして起動を掛けると、動き始めたものの定位置で止まらなければならない処をオーバーランした。見ればプログラムの記憶回路がくるっている。そこでラッチリレーをセットしたりリセットして正常な状態に書き換える操作が必要となった。数か所で問題あり。すべて正常の状態に戻すのに2時間半かかってしまいました。
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